2001-06-09

2001-06-09 #

 朝から PM-790PT の日付表示研究。日付のひっぱり方がイマイチ不明。とはいえ、色々わかったことはあるので、ちょっとまとめておこう。

 発売されて間もない、PM写真用紙の2L版を購入。プリンタドライバをバージョンアップすればフチなし印刷も可能らしいけど、プリンタ単体では、用紙選択すらない。せっかくカードリーダがついてるプリンタなので、不粋なケーブルでつなぎたくないんだけどなぁ。
 まぁ、プリンタの方が先に発売されてるからしゃぁないけど、ファームウェアのバージョンアップとかで何とかなりませんか?>エプソンさん。

 PM-790PT の、カードからのダイレクトプリントについて。
・撮影したばっかのデジカメデータ(Exif情報=ファイル作成日) → どの情報がプリントされているのかわからない。
・jpg データ(Exif情報なし) → ファイル修正日がプリントされる。

 ここまでは OK なのだが。

・Exif 情報がなくならないアプリでファイル修正後、ファイル作成日、修正日をExif情報にそろえる → ファイルを修正した日時でプリント

 。。。なぜ?
 Macintosh 上で見るファイル修正日=ファイル作成日=Exif の撮影日時 になるようにしたのに、プリントアウトすると、どこにもないはずの「本当のファイル修正日」が。。。いや、どこにもないんじゃなくて、どっかに記載されてるから、プリンタがそれを拾って印刷してるんだろう。生デジカメデータの時は問題ないので、利用した「Exif 情報がなくならないアプリ」が、どこかに情報を保存しているくさい。う〜む、Exif 情報の「ファイル修正日」か? 今まで必要としてなかったので、その部分を閲覧するソフトは作ってない。ソフトの改良から始めるか。。。とりあえず、バイナリエディタでのぞいてみよう。

 Exif TIFF ヘッダ部の 0x0132 と 0x9003 には、日付が入っている(0x9004もだけど)。通常、両者は同じ数値が入っているけど、仕様上は、前者は最終修正日、後者は撮影された日時で、後者は変更不可。
 で、Exif 形式に対応したアプリが「修正日」をExif 情報としてヘッダ部に保存するとしたら、当然0x0132 の日付を変更する。これで「撮影日(0x9003)」と「修正日(0x0132)」の両方のデータが Exif ヘッダに残ることになる。

 PM-790PTで印刷時の日時の扱いは、

  1. 0x0132 に日付が入っていれば、その日付をプリントに使用。
  2. 0x0132 に日付が入っていなければ、ファイルの修正日をプリントに使用。
    となっているもよう。
     。。。という、まったく問題のなさそうな話なんだけど、俺的には問題があるわけで、データを修正してプリントアウトした時でも「修正日」ではなく「撮影日」でプリントアウトして欲しいのだ。前述した PM-790PT の仕様はしごくまっとうだと思うので、自分でなんとかするしかない。

方法1:日付をプリントアウトしない。
    →プリントアウトしたいので却下。
方法2:日付を手入力して、レイアウトをすませ、パソコンからプリントアウト
    →印刷のたびそんなことしたくないので却下。
方法3:「修正日」がプリントアウトされる状態でガマンする。
    →ぜったいイヤ。
方法4:ファイルの修正日を 0x9003 と同じにした後、Exif ヘッダを落としてふつうのjpgにする。
    →手作業でやると面倒&ヘッダを落とした時点でファイルの修正日が変わるので、ソフトを作る必要あり。
方法5:0x0132 に 0x9003 と同じ値をセットした画像をプリントアウトする。
    →手作業でバイナリエディタでやるか、ソフトを作る必要あり。
。。。OK! つうわけで「OneTouch」に方法5の機能を追加することにしよう。Exif ヘッダの意味を考えるとインチキだけど、元データは保管しておいて、印刷時のみ「OneTouch」を通して自動処理、ってのが一番現実的な提案だね、って誰に提案してんだよ>俺。

 なんだか、やっぱりデジカメがらみの話は盛り上がるね、独りで。

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