まほろば #
春日山から飛火野辺り ゆらゆらと影ばかり泥(なず)む夕暮れ
馬酔木(あせび)の森の馬酔木(まよいぎ)に たずねたずねた帰り道
遠い明日しか見えない僕と 足元のぬかるみを気に病む君と
結ぶ手と手の虚ろさに 黙り黙った別れ道川の流れはよどむことなく うたかたの時押し流してゆく
昨日は昨日明日は明日 再び戻る今日は無い例えば君は待つと 黒髪に霜のふる迄
待てると云ったがそれは まるで宛名の無い手紙
つうわけで、馬酔木。馬が酔うほどの毒らしいので、人が食べると泥酔するかもね。
それにしても、
- 花を見るとさだまさしの唄を思い出す
- さだまさしの唄を思い出すと、ワシにさだまさしを吹き込んだ女の子を思い出す
- ワシに(略)を思い出すと、その子とつきあっていた頃を思い出す
という流れは、きっと永遠に続くのだろうなぁ