写真との対話、そして写真から/写真へ #
何度でも書くが、
「私が好きな写真」を撮る人はたくさんいるが、「私が好きな写真家」という意味では 4 人。長島 有里枝、大西 みつぐ、海野 和男、そして、荒木 経惟。
である。そして、inaoka taeko(眷恋) さんも好きである。そこに森山大道の名前はない。
でも、「写真家」としてではなく、なんとなく気になる存在。その人のフォトエッセイ的な連載から写真をほとんどカットした、写真家がそれでいいのか? と一瞬思ってしまう本。
読んでみて、なんとなく気になる理由がちょっとわかった。きっとワシはこの人に惹かれかけている。写真は好きだが大好きというほどではなく、写真家として好きな人リストにはあがらず。
でも、ワシはこの人に好かれたいんだ、きっと。自分の親父くらいの年齢の同性の人に好かれたいという気持ちは、何なんだろうね?