走るジイサン #
2006/08「コンビニ・ララバイ 」を読んだ時
などと否定的に見えるかもしれんが、「カンケリ」の良さがちょっと気にかかるので、他の作品も読んでみるかもしれない。今の候補は「走るジイサン」。
と思い、
2007/02「指を切る女
」を読んだ時
もう読まんとこかと思いつつも、「手」の扱い方のに見え隠れする優しさが気になるので、今度こそ「走るジイサン」読んでみるかな。覚えてたら。
と思い、足掛け一年半、やっと到達
あーーー、これは名作。文面通りにとらえると、ジジイの頭の上にサルが乗ってるんだから不条理なことコノウエナシだが、実はすごくまともでまじめな話だなぁ。年寄りのことをこんなにまじめに書いた話は初めて読んだ。今までこの人の作品に対して感じたモヤモヤがなくなった気分。
「 コンビニ・ララバイ 」と「 指を切る女 」は特におすすめはしないが、本作は「まぁ、だまされたと思って読んでみ」という感じだ。